丸松屋ブログ「酒呑童子閑話」,前割り燗,割り水

酒呑童子閑話

日本のハゼ (平凡社)

2012年03月06日 13:45 コメント(9)

何なんでしょう?最近になって、もう7年も前に出版されたこの図鑑を
見た方からのお問い合わせが数件ありました。

平凡社から出された『決定版 日本のハゼ』・・・
日本の各地で撮影された、標本ではなく生態写真のみ470種で
構成されている他に類を見ないハゼ図鑑です。

私も微力ながらお手伝いをさせていただき、十数枚の写真を提供しました。
それこそ、タンクを積んだ車を走らせて「う~ん、ここはどうだろう・・・。」と、
東北から静岡まで、ダイビングポイントはもちろん、港、海浜公園、
湖、河川上流部、都市部のドロドロ河川まで、変人扱いされながら潜りまくりました。

で、出版記念も兼ねて、特によく潜った鶴見川の名を取って、丸松屋PBの
つるみ川 本醸造 720ml》を発売したのです。

7年たっても問い合わせがあるって事は、未だにダイバーには大事に
されているのですね。嬉しいです。

この後も2種ほど貴重なハゼの生態写真を抑えてあります。
(貴重といっても、普通のダイバーは見向きもしない地味ハゼですが。)
近いうちに改訂版という話も聞こえたので、また使ってもらえそうです。
フォトコンテストと違って、一生物の財産になりそうです。



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ご質問のお答え
そんなに凄まじい衝撃波でしたか?

・鶴見川河口の生麦某所です。この頃は車で水際まで寄れました。
・透明度・・・30cm位ですかね?(笑)
ただ、これも潜り込んでいるうちに学習して、
潮の干満や風向きで、良い時と悪い時が
判るようになっていました。
・ある程度は同定しながら撮影していましたが、
例えば背鰭の形が全く異なるアシシロの雌雄等は
どこにも資料が無かったので、別種かと思っていました。
狙いはマハゼだったのですが、思わぬ拾い物だったので
ルンルンしながら長時間潜っているうちに、
水中から泡が出ているのを不審に思った近所の子供達が
集まってきていました(笑)。

そんなに興味がおありならば、今度、御一緒しましょうか?(マジです)
酒呑童子@店長
2012年03月10日 15:06
すごいですね!
店長さん、コメントありがとうございます。

あまりの衝撃に、周りのダイバー仲間にも教えて、このWEBを見せました。

鶴見川のどの辺ですか?
透明度はどのくらいなんですか?
あのアシシロハゼとか、ウロハゼって、水中で
「これは××ハゼだ!」とか同定できたのですか?

すみません。矢継ぎ早の質問で。是非、教えてください!
えがちゃん
2012年03月09日 12:37
そうです、変人です(笑)。
えがちゃん様、書き込みありがとうございます。
ま、普通に考えたら変人ですよね。
「ここには○○ハゼがいる」とかの前情報も無く、
好奇心のみであの臭くて、汚くて、不健康な川に
潜るのは変人以外の何者でもありません。
でも・・・本当に楽しかったんです。

作成者の方々から「中村さん、○○ハゼの写真が無いんですが、どうですか?」と
連絡をいただくと、その数週間後には、撮影に成功・・・
今振り返って、『当時は天から神が降りてきていた時期』と
呼んでいます。

御来店の際には、ブログにもある2種もお見せいたします。
それのお陰で、皇居内の研究所にまで呼ばれた、
ハゼ研究者には垂涎のハゼ(らしい)です。
酒呑童子@店長
2012年03月07日 15:49
どわわ・・・
私もこの図鑑、バイブルとして暇さえあれば見ています。鶴見川の写真を見るたびに
「とてつもない変人ダイバーがいるんだなぁ・・。」(失礼!)って、
思っていました。お名前を知らなかったので、
まさかあれが丸松屋さんの店長だなんて!!
ぶっ飛びました!!
今度撮影秘話を聞きに行きます。
いやはや、驚きました~~!
えがちゃん(赤猿大好き)
2012年03月07日 13:17
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